★ハタゴイソギンチャク飼育ノウハウ

☆ハタゴイソギンチャク

(ハタゴイソギンチャク科(旅籠磯巾着科)Stichodactylidae ハタゴイソギンチャク属)

 

名前からも想像が付くと思いますが、ハタゴイソギンチャク科の多くは、沢山の種類の魚や甲殻類が共生します。

まさしく

旅籠

はたご

ですねhappy01

Img_2508

そして・・・

カクレクマノミの飼育において最良のパートナーは、やはりイソギンチャク♪

長い触手の間を行ったり来たりする姿は本当に可愛らしいものですね。

 

そして、クマノミ類の中でも一番臆病なカクレクマノミは、刺胞毒が強い、頼りになるイソギンチャクが好みで、大まかに下の3つのイソギンチャクに共生している事が知られています。 

 

●センジュイソギンチャク

・流通量が少なく、水槽の中で動き回り、自然下では直径1mの物も存在する。

・強い光が好みで珊瑚礁でもライブロックの頂上辺りに陣取っている事もある。

・触手が程良く長く、比較的色んなカラーが存在するので、触手の間を行ったり来たりする共生の醍醐味が最大の魅力。

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Photo by (c)Tomo.Yun

(パラオのセンジュイソギンチャクとハナビラクマノミ) 

 

ただし・・・暴君センジュイソギンはサンゴを平気で踏み台にしちゃいますshock

ボールみたいに丸くなり、クマノミを追い出している?姿はダイバーの間で有名です。

 

●シライトイソギンチャク

・流通個体は多いが、キレイに見せるために色抜きされたものが多く状態が悪いものも多い。

(色抜きされる理由は、褐虫藻が共生していないと白くてキレイなんですが、褐虫藻がしっかり入ると見た目が良くないからです)

・この3種の中では一番触手が長くて、流通量が多いのもあってか値段は比較的安い。 


(c) .foto project

(ミドリイシの間に上手く収まるシライトイソギンチャクとハナビラクマノミの海中写真)

 

シライトイソギンチャクとカクレクマノミは水槽限定で自然界ではほぼ皆無と言われています。

これがまっ茶っ茶だと少しばかり気持ち悪そうでしょcoldsweats01

 

●ハタゴイソギンチャク

・インドネシア方面から、色んな色のものが輸入されるが、状態が悪いものが多く、最近はもっぱら日本近海物のノーマルカラーが入荷の主流になっている。

・触手が短いので触手の間に隠れると言うよりは、体自体を波打たせた形にし、その隙間にカクレクマノミが入ると言う感じ。

・どちらかと言うと、岩礁地と砂地や細かいサンゴ礫のある場所を好む。

Minisakana
沖縄の写真フリー素材より

(沖縄本島 浦添市沖のハタゴイソギンチャクとカクレクマノミ)

 

大きなイソギンチャクならファミリーで共生しちゃいますlovely

 

 

・・・そしてこの中でアクアリストに一番人気がハタゴイソギンチャクです。

 

何故でしょう?

見た目は断然センジュイソギンチャクだと思うんですけどね~♪

暴君センジュ♪

 

・・・触手が程よく短く、水槽内であまり激しく動かない!

これがやはり一番人気の理由の一つですね。

なので、場合によってはサンゴとも一緒に飼育可能ですし、何よりあまり動かないので事故(吸い込み等)が少ない事が人気の理由でしょう。

 

そして、今は本当に少なくなりましたが、ハタゴイソギンチャクは少し前まで目を瞠る色鮮やかな個体が輸入されていました。

残念ながら、現状は乱獲により色鮮やかなカラー物はほとんど流通せず、ノーマルカラーが大半ですが・・・それでもあまり動かないのは魅力です。

 

そして、ハタゴイソギンチャクは刺胞毒が強い故に、カクレクマノミが程よい刺激で痺れたようになり、うつろな顔で触手と戯れる姿は、非常に愛らしいものです。

 

このように人気の高いイソギンチャクですが、実際はノーマルカラーでも沖縄産だと1万円前後する高価な生体でありながら、中々長期飼育できない難しいイソギンチャクだったりします。

 

ただ、ある程度生態を理解して、受け入れる設備を整えると、意外と簡単に飼育できたりするイソギンチャクだったりもします。

 

因みにイソギンチャクの寿命は、“人間と同じくらい”や、それ以上なんて言われてたりしています。

 

ここでは、そんなハタゴイソギンチャクについて、少しでも購入・飼育のお役に立てればと思い、私の知る限りを書きたいと思います。

 

 

―まずは購入時の注意点―

①、昔は薬物採集が多くぽっくりハタゴが多かったが、最近はほとんど無く、ハンドコートの物がほとんどみたいですね。

水槽内で何か(ライブロックやガラス等)にしっかり活着している個体を選びましょう。

活着は力無くして出来ないので、元気のバロメーターです。

勿論、入荷直ぐで活着していなくても元気な個体もいるので、その辺は店員さんに聞くしかありません。

通販はレビューで確認するしかありませんが、私の経験では通販取引が多い店や、長く続けている石垣島等の産直は、良いものを選んで送ってくれる印象があります。

(2017年現在では沖縄・インドネシア方面から良い個体が安く(数千円)多く入ってきています)

 

②、購入予定の販売店(特に量販店)は良く観察しましょう。search

入荷したハタゴが2週間後口を開けていないか確認。

→これは沖縄ハンドコート物を販売している店(現地からの直販は別)でも注意が必要。

確実にハンドコート物であるならば入荷日に購入するのが得策。

何しろせっかくの良い個体を、店が悪くしているところが非常に多い。

特に大量入荷して大量に同じ水槽にストックしている場合、1週間もすると口をだら~んと開きだす。

そしてその劣悪な体液で、更に隣の個体が口を開きだす。

そして・・・というような連鎖反応に陥る店を良く見かけます。

これはいくら良い個体を入荷しても、入荷直後のハタゴは非常に劣悪な不純物や体液を吐き出すので、濾過が間に合わなくなってしまい、お互いにダメージを負ってしまうという現象です。

そのダメージが1週間後くらいから徐々に現れると私は考えています。

ただし、しっかりした濾過システムが整ってる水槽であれば大丈夫なので、その場合は大量長期ストックも可能でしょう。

 

③、①②がクリアすれば外観の良いものを選ぶ。

 

口を開くに関して・・・

収縮時に一時的な場合は健康体で、膨張時にヒダヒダが見えていなければOK。

膨張時に白いヒダヒダ見せながら口を大きく開いているのが最悪で、収縮時でも常時開いていれば最悪。

Img_2639

(口を開いてヒダヒダが見えている状態)

・この状態が膨張時に起きていれば、購入は絶対に見送り。

・収縮時で1時間ほどで再び口をキュッと閉じれば、ただの排泄行為の可能性も高く、ほぼ問題無し。

 

外観にかんしては・・・

☆口をキュッと閉じている。

☆外傷が無い。

☆褐虫藻が抜けていない(ベースの茶色が濃い)。

☆1/3くらいに収縮できる(一番大事だが一番確認しにくいsweat02)。

(店員に軽く根元の部分を触ってもらい収縮するか確認するのも良いでしょう)

 

直径20cm強の膨張状態            直径10cm弱の収縮状態

Img_2513    Img_2520

・インドネシア産ハタゴイソギンチャクとA.ペルクラ(英名:クラウンアネモネフィッシュ)

 

健康な状態では、毎日のように収縮します。

照明の管理にタイマーを使用していると、導入後は不規則でも、1ヶ月も経てばある程度規則正しく消灯後に収縮するようになります。

 

以上が購入時の注意点ですが、人気のある生体なので、じっくり見極めるのは実質的には非常に難しいです。

しかしながら、条件が揃わなければ時限爆弾(どれだけ良い環境で飼育しても、購入後1週間から1ヶ月で死んでしまう)を抱えた個体を購入してしまう事になるので、難しいところです。

 

 

―飼育環境―

■水質

自然下では、富栄養塩から貧栄養塩までかなり広い範囲で生息。

珊瑚礁近くの砂場やガレ場に生息しており、どちらかと言うとアマモ場のような浅瀬も好む。

そのような場所は、珊瑚礁のタイドプールより幾らか栄養塩が存在し、バクテリアが豊富でプランクトンやベントスが豊かな海域である。

当然、エサとなる小魚も豊富で、ベントスやプランクトンも食している。

 

上記を踏まえて・・・

水質は良いに越したことはないが、ソフトコーラルが飼育できていれば十分で、設置初期のバクテリアの安定していない水槽で無い限り、あまり神経質になる必要はない。

むしろ神経質になりすぎて、添加剤などを入れすぎてしまうのが一番よろしくない。

特に、立ち上げ間もない水槽(3ヶ月~半年まで)や、ハタゴに見合った濾過が出来ていない水槽は、気をつけないとすぐに調子を落とすので注意が必要です。

※導入初期は週1回は水換え(1/3程度)することをお勧めします。

濾過バクテリアが間に合っていない水槽で、大きなハタゴの場合、水を汚すスピードの方が遥かに速いので、初期の水槽には市販のバクテリアを、濾過槽に(ハタゴに掛からないように)入れるのは水質向上にもなりお薦め。

 

イソギンチャク全般に言えるのですが、体の収縮をする度に、体内の海水がほとんど入れ替わっていると考えて良いくらいなので、水質(特に栄養塩よりもその他のバランス)は非常に大事で、水槽設置初期は特に水替えが重要なファクターになる。

 

・・・しかし、バクテリアで気をつけないといけないのが酸欠。

ハタゴも勿論、酸素は必要。

海水水槽は酸素が溶けにくい為、特に気を付けたい。

ただし、パワーヘッドなどの巻き込みエアレーションやブクブクの場合、ハタゴの至近距離でするのは止めた方が良い。

1日~2日位は問題ないが必要なければ長期間はハタゴに悪影響。

やりすぎるとエアレーションの気泡がダメなのか、とにかくハタゴの触手が千切れて無くなってしまう場合や、オーバーな蠕動運動を繰り返し、非常に苦しそうな状態になったりする。

 

栄養塩について・・・

亜硝酸には弱いが硝酸塩にはある程度耐性がある。

40ppm程度でも短期的には飼育できるが、長期的には10ppm程度もしくはそれ以下に抑える方が良い。

 

理想は、硝酸塩を消費し濾過バクテリア以外のバクテリアが豊富になる、海草(アマモやスガモ)水槽。

サンゴ水槽ならリフジウム(海藻スペース)を併設していると理想。

 

・リフジウムに効果的な海藻=ジュズモ(細・太)

ホソジュズモ=活着せず絡まりあい増える

→メリット:活着しないので取り出すときも容易で、囲いを作れば水槽の何処でも設置できる。

→デメリット:強すぎる光に弱いが、光が弱いと絡み合っているので下まで光が届かない。

 

フトジュズモ=ライブロックなどに活着して真直ぐ伸びる

→メリット:真直ぐ伸びるので根元まで光が届き、強光にも強い。

→デメリット:活着するので設置場所の自由度が低い。

 

ジュズモ以外にもセンナリズタ等のイワズタ系も良く利用されますが、サンゴ水槽ではサンゴに絡まったり、溶け出したりと害藻となりうるので注意が必要です。

 

Img_2363

(画像はホソジュズモ)

 

ジュズモは流通に乗りにくい商品ですが、オークションではある程度いつでも流通しています。

 

 

■水流

自然下では、浅瀬に棲んでいるので、触手が左右になびく状態。

潮の動きも、新陳代謝や胃の動き(蠕動運動)を助ける働きがある。

なので水流はあると調子がよい。

しかし、一定方向のみの強い水流には弱い傾向があるため、強弱をつけるか自動首振りパワーヘッドやフロー (回転式ディフレクター)を使い、乱れた水流を作る(あくまで間接水流が良い)。

 

■水温

25度前後が望ましい。

短時間なら、水質が安定すれば結構強く、20度~32度でも切り抜ける。

良い環境の例

温 度(℃) 24.5~28.5
比重  約1.022~1.024
ペーハー pH 7.8~8.4
炭酸塩硬度 KH(dKH) 7~13
アルカリ度(ppm)130~240
カルシウム Ca(ppm) 400前後
硝酸塩 NO3(ppm) 5前後
亜硝酸塩(ppm)0~0.2位

簡易水質テスト

pH

アルカリ度

亜硝酸

硝酸

ハタゴイソギンチャクならこれで十分対応できます。

 

 

レイアウト

ハタゴイソギンチャクはフラットな岩盤(大きなサンゴ礫や石灰岩など)地帯や、砂地にひょこっと現れる岩に活着する事が多い。

―理想的な水槽レイアウト―

・底砂を敷いていないベアタンクか、薄く敷いた状態。

水槽底面に活着させる方法。

 

・フラットにライブロックを敷く

ベアタンクよりは自然に近い方法ですが、移動はしやすい。

 

・1cm程度の底砂

底砂を掻き分け水槽底面に活着でき、足盤が少し隠れるので良い。

水槽底面ガラスに活着するのですが、足盤と水槽底面の間に微妙に底砂を噛み、ベアタンクよりは安定しやすい。

ポツポツとライブロックを置く事で、それに寄り添う事ができ安定しやすい。

 

・底砂にライブロックがしっかり埋まっている

砂地に生息する環境を再現してあげる方法。

分厚い底砂に末広がりのライブロックをしっかりを埋め込むのがコツ。

 

還元濾過がおきるのでベテラン向けレイアウト。 

 

 

■光環境

 

―理想的な光環境―

☆色温度17000~25000K程度のメタハラのように満遍なく広がる波長。

 

☆光量

ハタゴのカラーによっても違いますが、ここでは主に一般的なノーマルカラーに対しての光量&波長について書きます。

 

ハタゴから灯具までの距離(参考までに)

・メタハラ150W=70~80cm

(SC115サンホワイト、MT150コーラルグロウなど)

・メタハラ70W=50cm~60cm

(SC70アクアホワイト、ファンネルラッキー10000K~20000Kなど)

 

・スポットLED80°(散光)40W=80~90cm

(ライトスタッフ、クリスタルエリートなど)

・スポットLED60~70°(ブランド素子集光)20W前後=80~90cm

(グラッシーレディオ27、21e、RS122、RS073など)

・スポットLED60~80°(ノーブランド素子)20W前後=50~70cm

(多くのメーカーから発売されているノーブランド素子を使用したLED)

 

※上記はハタゴからの距離です。

※LEDは直線的でスペクトルが単調な光のうえにレンズで光を集中させているせいか、80°であってもそれなりに距離を取らないと嫌がったりします。

※ノーマルハタゴは、LEDの偏った色温度or波長(スペクトル)の関係で、蛍光タンパクが反応する、シアン~ロイヤルブルーまでの波長(スペクトル)が極端に強い物を嫌がり、650nm~700nm(素子で言うところのWarmWhiteやDeepRed)を含む波長(スペクトル)を豊富に含んだLEDの方が躍動感が出て光合成しやすそうです。

(蛍光色のハタゴイソギンチャクは、上記距離よりも若干近づけてあげてください。

同じくシアン~ロイヤルブルーが強くてもサンゴの蛍光タンパクと同じで、逆に色上がりに良く、問題無いと思います)

 

 

参考資料(千賀康弘氏の文献より拝借)

Photo

 

このデータは珊瑚礁よりも透明度が高い黒潮本流での分光スペクトルです。

(黒潮の透明度25~35m/珊瑚礁の透明度10~20m)

なので、珊瑚礁ではこのデータよりも、少しだけ短い(青系)波長が蹴られ、若干長い(赤系)波長が増える感じだと思います。

 

 

(スーパークール サンホワイトとマリンブルーの分光スペクトル)

Sww_sp Blw_sp_2

 

ノーマルハタゴが生息する珊瑚礁5m程度のスペクトルと比べてみると・・・

全体はマリンブルーに似ていますが、紫外線付近と赤外線付近は、サンホワイトの感じが近いかもしれませんねcoldsweats01

 

このデータからも、下の写真のようにノーマルハタゴとスーパークール115 サンホワイトの相性が良い理由がうかがえる感じですね(*^-^)

 

そして、以前飼育していたノーマルハタゴがスーパークール115 マリンブルーから逃げていた理由もなんとなく分かるような気もします。

(強烈な紫外線か赤外線かのどちらかがイヤだったのかもしれませんね)

 

 

 

―スペクトル(波長)での反応の違い―

光量のところでも触れましたが、蛍光タンパクの少ないノーマルハタゴは、LEDのブルー過ぎる光がお気に召さないようで・・・

どちらかと言えば、波長が600nm~700nmを好んでいるようです。

実際、SC115サンホワイトからブルー系LEDに変更すると、テロテロな感じになり、触手も上の部分を膨らませ短くなります。

 

 

LEDの攻撃的な直線的ブルー光を嫌がっている(グラッシーレディオRS122リーフブルー80cm)

Img_2678   Img_2670

左写真:触手の先端の白っぽい部分を、傘のように膨らませ(褐虫藻もしくは本体を)ガードしている。

(この後、しっかり活着していたはずのこの固体が、フラフラ漂いだしますcrying

 

右写真:ハタゴ全体も光源からの距離を取る為に地面に張り付くように薄べったくなっている。

 

健康ではない個体なら、この状態を続ければ死んでしまう可能性も非常に高くなりそうです。

Grassylediors122spectrum_4

(グラッシーレディオRS122リーフブルーの分光スペクトル)

WarmWhiteの素子も入っており、単純な青と白のLEDではないのですが、蛍光タンパクが少ないノーマルカラーハタゴにはかなり酷な感じです。

 

 

通常(元気な状態)はこんな感じ(SC115サンホワイト集光70cm)↓

Img_2485   Img_2517

左写真:触手は全体で光合成を促進すべく細長く伸びている。

 

右写真:ハタゴ自体も躍動感があり膨張している。

 

 

LED飼育の味噌としては・・・

スポットライトならハタゴへ照射は2灯がベストで、600nm~700nmの光を確保できる素子を持った球と、450nmあたりのロイヤルブルー素子を持った球を、ノーマルカラーハタゴは前者を強く、蛍光カラーハタゴは後者を強く、上手く距離を変えながら照射するのがベストです。

 

ノーマルハタゴも若干蛍光タンパクを持っていますので、その特性を利用して徐々にロイヤルブルーを強くしていくと、LEDでも調子を崩さず色揚げすることも可能です。

月単位で徐々にが基本です。

 

 

―蛍光灯での飼育―

蛍光灯だけだと増やしても4灯なので決して足りているとは言えない。

蛍光灯は光が拡散されてしまうので、10W程度の集光LEDと組み合わせて飼育することをオススメします。

蛍光灯3灯とLED10Wや、蛍光灯2灯にLED20Wのような感じで、上手い組み合わせを見つけましょう。

 

●おすすめ灯具

 

・メタルハライド

消費電力は辛いけど、メタハラは基本的にフルスペクトルをカバーしているので飼育しやすさは断然。

LEDのスポット系では1灯でフルスペクトルのカバーは無理があるので、まだまだメタハラも現役を退けませぬ!かな?

 

150W(1灯なら45キューブ水槽や60cm規格水槽に)

 

 

・LED

単調で直線的な光は、まだまだ取り扱いが難しいですが、フルスペクトルがどんどんアップデートされ使いやすくなってきました。

消費電力の低さが大きな魅力。

単調ゆえに生体にとっては刺激が強すぎる事もあるので、距離は徐々に詰めるのが理想です。

ノーマルハタゴならば、60cm規格水槽位ならボルクスジャパン GrassyEdge(グラッシーエッジ)262 マリンボルクスジャパン GrassyLeDio(グラッシーレディオ) RS122 リーフUV×2台辺りがお勧めです。

 

 

決してボルクスの回し者ではありませんが、ボルクスは唯一サンゴの照明をユーザー(1.023world)と共に考え安定供給してきたメーカーです。

私もここでのコアな情報をもとに、独自でアンテナを広げて勉強しています。

勿論他にも沢山メーカーはあるので、吟味して信頼できるメーカーや掘り出し物を探してみてください。

 

 

■移動

移動の主な原因

1、水質が気に入らない。

2、光環境が気に入らない。

3、レイアウトが気に入らない。

 

それぞれの原因を取り除くことで安定して活着します。

 

 

■給餌とエサについて

上でも記したように、自然下のハタゴは光量豊かな珊瑚礁近くの砂場に生息しているので、豊富なプランクトン&ベントスが存在し、エサとなる小魚や甲殻類も豊富なので、捕食活動も当然しっかりしています。

なので大きさも大きくなり、直径60cmを越えるものも存在します。

 

水槽での給餌は、強力な光とプランクトンやベントスが豊富な水槽であれば基本的にほぼ与えなくても問題無しですが・・・サイズダウンするようであれば給餌は必須です。

更に光環境が脆弱な場合は、給餌が必要。

給餌をすると飼育水は当然汚れるので、状況によっては翌日に水換えも必要。

 

膨張時のサイズよりも収縮時のサイズを良く観察し、給餌のスケジュールを立てるのが良いでしょう。

※給餌しても一切口を開かず食べない場合もあります。

環境の変化に付いて行けてない時が多いようですが、その場合は水が汚れないようにすぐにエサを取り除きましょう。

 

◎最適なエサ(膨張時20~25cm程度の個体に一度にあげる量)

・刺身や生小魚の切り身(釣りえさ用なら激安であります)

お刺身でも食べられます!!冷凍生きびなご

熊本産 きびなご刺身(40枚入) 冷蔵キビナゴ 刺身★0342

(2cm前後に切った一切れ)

 

・イカナゴやシラスの釜揚げ(釜揚げは消化も期待できます)

→釜揚げしらすの楽天市場での検索結果★

→釜揚げしらすのYahooショッピングでの検索結果★

(イカナゴは2cm前後に切った一切れ、しらすは一掴み(5~10匹程度))

 

・アサリの剥き身

(1個)

 

・冷凍クリルの解凍もの

★冷凍生クリル(塩抜き) 500g 別途クール手数料 チャーム楽天市場 関東当日便

★冷凍生クリル(塩抜き) 500g 別途クール手数料 チャームヤフー 関東当日便

(解凍後の1~2個)

 

◎間食

・海水魚の粒エサ

 

◎あまり食べない、もしくはほとんど食べない物

・フーリーズドライの乾燥エサ

・冷凍焼けしたもの

 

―エサをあげるときのひと工夫―

・ロングピンセットでエサを摘まんで、ハタゴの触手に触れさせ、ブルブルと若干逃げるようなシチュエーションを作ってあげると、ハタゴもその気になり食欲が増進される。

(水槽内で長く飼育していると触手の粘着力(刺胞毒)が落ちるように思えるので、こうする事で本来の粘着力を保てるのではと考えています)

 

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給餌サイクルは、光環境によっても変わるが、通常1ヶ月に1~2回程度で大丈夫と思われる。

調子が良ければ週1回程度与えても良いが、排泄物に注意を払い未消化物が排泄された場合は必ず日にちを開ける方が良い。

いらない場合は、一度抱えても口を広げずエサを放す。

 

弱り気味(サイズダウン気味)の場合・・・

出来るだけ水換えをして水質環境を整えてあげましょう。

気付くタイミングにもよるが、餌をあげても抱え込まない場合にクマノミを飼っている場合は、クマノミを近付かせないようにして口の近くに餌を置き食べきるまで気長に監視。

これは非常に根気がいることで、実際それをおこなった時は、ハタゴがサイズダウン(購入時30cmで当時10cm)した時で、餌を食べきるまでに最高3時間30分掛かった事もあり、その間ひたすらクマノミとクリーナーシュリンプを近付かせないように格闘しました。

ハタゴは弱ると餌を抱え込むことが出来なくなるが、これで餌を与えないと更に衰弱してしまう。

しかし、サイズダウンしているからと言って毎日給餌はしないように。

サイズダウン時はとてもデリケートで無駄な動きが体力を使い★になる可能性あり。

だからそういう状態のときは、1日に1回以上与えるのはあまり良くないし、1度食べれば1週間はあげないほうが良い。

ハタゴは口と肛門が同じなので、しかも消化に何時間も掛かるので未消化物が排出される前に給餌すると消化されずに排出される。

消化活動も体力を消耗するので、弱っているときには大変危険。

 

出来るだけ弱っている原因を特定し、光が原因なら調整し、水質が悪いなら水換えをし、水温が高いなら下げる等の対策が必須です。

 

以上がハタゴイソギンチャクの生態と飼育ノウハウです。

この記事は新しい情報が入り次第、不定期に更新します。

 

 

上記は全て個人的体験による飼育方法であり、記載の方法で飼育に失敗しても当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。

 

何度かお世話になった沖縄 石垣島の海人さん。
良い個体期待できますgood
Churauminettaigyo_4

(ロゴ掲載承認取得済み)

 

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