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2019年7月17日 (水)

椎の灯火茸を求めて和歌山へ

今年の遅かった梅雨も最盛期に入った感じで、日々非常に過ごしにくくなっていますが、こんな時期に元気になるのが、シイノトモシビダケと言うきのこ。

このきのこの特徴は、何と言っても発光することで、ほんのり淡い緑色の光を放ちます。

同じく発光するヤコウタケに次いで強く発光するという事ですが、ヤコウタケは小笠原諸島以外での発見事例が非常に少なく、近隣で観察することは不可能に近いのに比べ、このシイノトモシビダケは近年発見事例が多く、比較的近隣府県で観察することが出来ます。

そうは言っても、夜の森の中。

それ相応の装備と覚悟は必要になります。

 

どんなところに発生するかですが、鬱蒼とした亜熱帯性ジャングルの様相を呈した場所で、スダジイの朽ちた幹に発生することが多く、多くは倒木や朽ちた樹皮に生えますが、立ち枯れにも発生します。

兵庫の事例では、学習の森に移植されたシマサルスベリの幹に発生しおり、椎の木だけではないことが確認されています。

ただし夜は真っ暗なので、明るい時間帯に場所を確認してから訪れる方が良いでしょう。

※訪れても絶対に環境破壊はしないようにしましょう。

P7120009-2

この日は不発で全く群棲しておらず、写真では一本一本しか捉える事ができませんでした。

撮影時は既に7月中旬の為、ピークは越しています。

ピークはその年やその地域によっても違うようですが、5月後半から6月一杯のようです。

P7120011

蛍の光の様と例えられることが多いのですが、実際はもっと暗い光です。

姫蛍よりもはるかに淡い発光です。

カメラの設定で言うと、ヒメボタルの設定より、倍以上の露出が必要になります。

しかも、この写真の個体で高さ2cm程度。

この写真は絞り開放で撮影してますが、全体にピントを合わせたい場合は、フルサイズで絞りf11以上必要になります。

そうなると、ISOにもよりますが、数分露光しなければならなくなります。

勿論、現時点で販売されている、一般的な一眼デジカメの場合です。

P7120012v

OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

 

この写真は背景と発光を別撮りした2枚を比較明合成しています。

背景:f7.1 SS81.3 ISO320

発光:f5.6 SS68.2 ISO1000

結構前ピンになってしまいましたが、全体的にピントを合わせる場合は、マイクロフォーサーズでもf11は必要かなと思いました。

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