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2016年7月21日 (木)

ふとした事がきっかけで気付いた、ジュズモへの二酸化炭素有効利用と、30cm水槽の現状

今回の、二酸化炭素有効利用数珠藻リフジウム(Utilization of CO2 Chaetomorpha refugium)が成功したのは、本当にふとしたことがきっかけでした。

 

私は、過去に幾度も水槽をテコ入れしながら、現状がベストじゃないかな?と、思っては何故か上手く長続きしないと言う事を続けていました。

そしてその時も、頭の中では”これで上手く行くはずなんだけど”と、考えながら水槽のテコ入れをしていました。

 

内容は、何故か糸状シアノと苔が減らないのに、リフジウムのジュズモが増えないと言う、難解な状況を打破するとして、過去に良かった時期のシステムの再現だったのですが・・・

それは、リフジウムの手前に、再びたくさんのサンゴ礫を入れ、栄養塩を増やすことで、ジュズモの活性を上げようと言う、少し理不尽な対策でした。

ただ、以前その方法である程度上手く行く時期があったもので、この時点ではその記憶に頼るしかなかったのです。

そして、この時点では、カルシウムリアクターの点滴排水を、サンプの最終層もしくは、本水槽に直接点滴と言う方法を取っていました。

これが、カルシウムやミネラルをサンゴへ無駄無しに送り届ける良い方法だと思っていたからです。

 

実は、ここに上手く行かない秘密が隠されていました。

カルシウムリアクターの点滴排水は、ほとんどの方がそのような方法で点滴されていると思います。

しかしながらそれだと、カルシウムやミネラルと一緒に、大量の二酸化炭素も本水槽へ送り込み、

その結果、本水槽に苔やシアノが大量に発生したり、

ちょっとしたツタ系海藻が爆殖してしまったりして、

サンゴに良い影響を与えるどころか、副作用が多くなってしまう事が増えます。

 

そこで、カルシウムリアクターの排水をジュズモの前(プロテインスキマーの後ろ)に変えてみたのです。

そうすると、ジュズモの活性が上がり増殖し、リフジウムにそれまで増えていた他の藻類が減りだし、

本水槽のシアノ系の苔や髭苔が少しずつ減りだしたのです。

そう言う事ならと、数珠藻の前に入れたサンゴ礫も少しずつ取り出してみて様子を見ることにしたのですが、

それでもジュズモの成長は弱くならず、好転は引き続き継続していました。

 

結果、ジュズモの成長は二酸化炭素の吸収によるものと分かり、それにより少量検出されていた栄養塩もほぼ減り、サンゴにも魚にも良い状態が保てるようになりました。

 

それで、今回それを証明するために、プロテインスキマーを設置しない小さな水槽に、

外部フィルターを接続して、あえて二酸化炭素を増やし、

小型サンゴ水槽で、魚を飼育するシステムを立ち上げ訳です。

 

結果、水替えせずとも栄養塩はサンゴ飼育に問題無い程度に抑えられ、

サンゴや魚達の健康維持にも一役買っています。

 

因みに、バーゲン魚が2匹ほど水槽内で死んだとき、

その死骸を出さず、水替えもしなかったのですが、

こんな小さな水槽にも関わらず、栄養塩も上がらず、ジュズモが増えただけで切り抜けてくれました。

 

アムガードはさすがに使用しましたが・・・

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価格:1980円(税込、送料別)

 

勿論、水替えが一切必要ないのではありません。

フィルターがろ過できない栄養塩以外の不純物は徐々に溜まり、

pHが降下するといった現象は発生しますので、月1回程度は水替えしてあげた方が、

ミネラル補給の側面からも有効です。

 

ただ、勘違いしてはいけないのは、弱った魚や病気の魚を入れてしまうと死んでしまう可能性が高いのは当然で、

元気な餌食いの良い個体選びや、病気の魚のいる水槽から連れて帰る事を避ける努力は、今までと変わらず必要で、

セッティングした水槽の大きさや、水流に合う生体をチョイスする事も重要です。

 

サンゴについても、照明や水流が合っていないサンゴを入れると、ダメになるのも当然なので、

入れる生体の選別や、水流や照明を事前に入れたいサンゴに合わせておく事は必要です。

そうすれば、入れて数週間経って落ち着いた魚が、以後は病気になりにくい水槽になっているのは確かです。

 

30cm水槽の現状

サンゴは、より深場&よどみ系へ。

P7200022_2

30cm水槽 飼育海水魚&サンゴ(設置後約50日の20160720

ペルクラクラウン 2匹

ハタタテハゼ 4匹

ルビーレッドドラゴネット 1匹

ロイヤルグラマ 1匹

 

オオバナサンゴ(ヒユサンゴ) 2個体

スコリミア(幼体) 1個体

バブルコーラル(ミズタマサンゴ) 1個体

アワサンゴ 1個体

カリビアンバブルディスク 1個体

ピンクバブルディスク 1個体

ネジレカラマツ 1個体

イソバナ 1個体

ゼニアsp 1個体

 

易水質検査

テトラテスト 5in1 マリン試験紙

(設置後約50日の20160720)

硝酸イオンNO₃⁻ 0~10mg/l

亜硝酸イオンNO₂⁻ 0mg/l

カルシウムCa 500mg/l

炭酸塩高度KH 10°d

水素イオン指数pH 8.2

 

その他水質関係

水温 24-27度

比重 1.026/27度

 

照明の変更

底まで光合成に必要な光量が届かなかったので、

グラッシー9Wから、ライティングマスター24Wへ変更

30cm水槽でサンゴと海水魚を飼育したい!!←システム詳細は最初の記事

30cm水槽でサンゴと海水魚を飼育したい!! After that←その後

 

 

 

 

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