ミドリイシの成長速度
以前にも触れたことがありますが、ミドリイシには、成長速度が異常に速いものと、真逆のメチャクチャ遅いものがあります。
と言う事で・・・今日は、うちのメンバー内最速のものを紹介します。
このミドリイシの特徴は、細くて脆いになります。
結構ポキポキいきますので、レイアウト変更や動かすときには注意が必要です。
ただやはり、この手は異常に成長が早いのです。
写真には水面が見えていますが、現在水面まで2cmを切っています。
10月にこの場所にセットした時には、5cm以上余裕を持ったつもりだったのですが、あっという間に成長してしまいます。
このままだと、予想では後2ヶ月もすれば水面に到達しそうです。
水面に到達すると、今度は水面に若干広がろうとします。
そうなると、これがまたみすぼらしくなるので、そんな時は折ってしまいます。
どうみすぼらしくなるかと言うと、水面を根と考え、無理に広がろうとするので、上から見たら共肉は無く、骨格が丸見えになります。
まあ、下方向に向いた共肉は、反射した光しか当たらなくなり、そこで成長がほとんど止まりますので、水面を覆うなんて事は無いはずです・・・多分・・・過去の経験ではありませんでした。
もう一つ、ミドリイシを・・・。
これは、某やどかりショップで折れたB品扱いのものを2,000円程度で購入したものです。
こちらも成長が早いかなと思っていたのですが・・・確かにうちの水槽では2番目に速いですが、今のところちょっと早め程度に感じられる程度です。
因みに、下に載せた写真はf8.0で撮影したもので、上の写真は、開放f値4.0で撮影したものです。
拡大すると、被写界深度(ピントが合っている範囲の奥行き)の違いが良く分かります。
ただし、下の写真は1/10秒のシャッタースピードなので、手持ちではかなり厳しくなります。
(上の写真は1/40で、手持ちギリギリいけそうですが、今回はどちらも三脚で撮影しました。)
しかしながら、f8.0で撮った下の写真は、被写界深度が深く、この手の対象物には良い感じになりました。
クリックして拡大すると、下の写真では奥の枝先のポリプが分かりますが、上の写真では
ボケてポリプまで分かりません。
ISOはどちらも200にしています。
これ以上絞りすぎると、被写界深度的には良い結果が得られそうですが、シャッタスピードが遅くなりすぎて、水流でゆれるポリプがブレブレになってしまう可能性があります。
ISO上げるとシャッタスピード上げられますが、一番良い画質で撮りたかったのでISO200は譲れませんでした。

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