Canon EOS-M レポート&ミラーレス一眼の系譜
2013年2月末更新
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2008年秋に、世界で初めて日本で産声を上げた、ミラーレス一眼の世界。
そもそもミラーレス一眼とは・・・
ご存知の方も多いですが、一眼レフには必ずある、光学式ファインダー(カメラの後ろから覗く所)にレンズからの光を導くための反射ミラー(レフ板)が存在しないことに由来する名前で、そのミラーボックスを持たないミラーレス構造は、フランジバック(レンズ装着面のフランジから撮像素子まで)の距離を短縮出来、薄化が可能です。
そのシンプルな構造を利用して小型(薄化)&軽量化させたカメラの事を、ミラーレス一眼と総称しています。
・2008年秋最初に生まれたのは、家電メーカーのパナソニッックから発売されたLUMIX DMC-G1。

一眼レフの無骨なデザインはそのままに、マイクロフォーザーズシステムを活かした小ぶりなこのカメラは、新たな時代の幕開けを想像させてくれました。
・翌年2009年夏には、今流行のカメラ女子の火付け役にもなった、オリンパスペン E-P1が誕生。

当時好感度抜群の女優、宮崎あおいをCMに抜擢し、片手で持てる小ささと、簡単&シンプルかつファッショナブルなデザインをアピール。
瞬く間にカメラ女子が世の中に増えていきました。
そして世の中高年は、往年の大衆機、1960年代高度成長期真っ只中の日本で誕生した、あのハーフサイズカメラ“PEN”を彷彿させるシンプルなデザインに、何らかの感動を覚えた事でしょう。
(画像はペンS クリックで拡大出来ます)
そしてここまでは、どちらもオリンパスが提唱した撮像素子、“フォーサーズ 17.3×13.0LiveMOS”という、それまでのデジタル一眼カメラの素子とは違い、一回り小さな撮像素子を使用し、本体をコンパクト化し、女性でも扱いやすいと言うのをキャッチフレーズに、両メーカーはユーザーの拡大に努めていました。
・そうした中、2010年夏にはソニーがα NEX-3を引っ提げて、ミラーレス商戦に参戦。

(画像はNEX-F3)
小さくて高性能な製品を作らせたら世界一?のソニーは、先行するパナソニック&オリンパスの“マイクロフォーサーズシステム”陣営に対抗し、それより大きな、いわゆるスタンダードなデジタル一眼レフカメラに使用するサイズの撮像素子、“APS-C 23.4mm×15.6mmCMOS”を使い、更にボディの小型化に成功し、ここにαNEXを高画質ミラーレスとして位置づけしました。
この事で、二の足を踏んでいた?スマートに使いこなしたい男性ユーザーを、ミラーレスの世界へいざなう架け橋となり、一気に市場規模が拡大し、それまでレンズ交換式カメラ全体の20%だった市場を、倍の40%まで躍進させる事となったのでは無いかと私は考えております。
その後、2011年に入り、あの悲しい出来事、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響もあり、一旦30%まで落ち込みを見せるのですが・・・
夏にはミラーレスのパイオニア的存在のパナソニックLUMIXの新製品発表や各社新製品の投入で40%台まで回復。
・その中で少し異才を発揮したのがペンタックスQ。

素子サイズ“1/2.3型CMOS”は、所謂“低価格コンパクトデジタルカメラ”の撮像素子と同じでなのです。
その異才振りは天才的?とも言え、画質を完全に捨て、レンズを取り外しするオモチャ的楽しさを優先させたような感じで、それならわずらわしさの無いコンデジの方が良いんじゃないのかな?なんて頭をひねりたくなる様な(゚m゚*)、隙間商材的ミラーレス一眼を世に出したのです。
これは完全に、最近の若者の傾向でもある、“中身より外見”を狙った戦略でしょうが、果たして成功するのでしょうか?
そして、やっと思い腰を上げた2大カメラメーカーの内、ニコンが・・・
・2011年末に“Nikon 1”を発表。

(画像はNikon 1 v1 ダブルズーム)
素子サイズ“13.2mm×8.8mmCMOS”の面積は、フォーサーズの約半分で、APS-Cの1/3と言う低スペック。(ノд・。)
しかし、勿論ペンタックスQよりは10倍弱大きい(^-^;
撮像素子が小さい分、高感度は使えず、画素数をギリギリまで下げて画像劣化に何とか対応しようと言うような、高級コンデジを生む苦労をミラーレスで一生懸命するなんて、何だか生産性に欠けるな~なんて勝手に思ったりもします。
ここで少しおさらい!
撮像素子が小さいと、当たり前ながら・・・
○輪郭・細部の描写が低下し、ダイナミックレンジ(明暗差)の表現力が低い。
○被写体光量の低下に伴っての画質劣化が著しい(高感度撮影に弱い)。
○被写界深度が深いので、背景ボケを利用した印象的な写真は撮り難い。
○望遠レンズが超望遠レンズになる(唯一無二?の利点)
Nikon 1って、何だかもどかしいと思うのは私だけでしょうか?
しかしニコンは、“Nikon 1”のCMにキムタクを起用し、商品のレベルを隠す事に大成功?
このニコン市場参加で、ついに2012年1月にはミラーレス一眼は、レンズ交換式カメラ市場(所謂デジタル一眼)で、占有率50%を越えることになりました。
・・・そしてミラーレス一眼が、この世に誕生してから4年!
・・・時は2012年秋
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・カメラ販売台数最大大手のキャノンも、虎の子の“EOS-M”を掲げて、満を持してミラーレスの世界に参戦する事に・・・



(画像クリックでamazon)
その姿は、まるでコンデジのような可愛らしいデザイン!
しかし中身はEOSの標準素子“APS-C 22.3mm×14.9mmCMOS”で武装した、業界最後に切ったカードに相応しい内容。
お買い得は、断然ダブルレンズキットじゃないでしょうか。
キット内容は左から・・・
- EOS M本体(オープン価格)+EF-M22mm F2 STM(定価30,000円)
- EF-M18-55㎜ F3.5-5.6 IS STM(定価35,000円)
- マウントアダプター EF-EOS M(定価12,000円)
- スピードライト 90EX(定価9,800円)
シングルレンズキットと比べると、実勢価格で1万円も差が無いのに、定価で約50,000円分も余分に付属してくるのですから、お得感が溢れていますね♪
本体を見て最初に思ったことは・・・小さい!
同じミラーレスの中でも小さい部類に入ります。
ましてや撮像素子のサイズを考えると小さい!
下の画像は、愛機“PowerShot G12”との比較です。
(古い携帯で撮った画像なので、色が汚すぎ、白黒にしました)
(左EOS M;右G12) (左G12;右EOS M) (左G12;右EOS M)
G12が大きすぎるのか、とにかくEOS Mはコンパクトです。
確かにレンズはデカイですが、これだけ本体がコンパクトになれば、気軽に何処へでも持ち出せますね♪
勿論、高機能コンデジに比べて本体重量だけなら軽くなっています。
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★画質にもやはり大きな違いが出ます。
下の画像は、同じ光量の条件でレイノックス マクロコンバージョンレンズ DCR-150
を使い、手持ち撮影したものです。
(画像サイズの違いはEOS Mが3:2、PowerShotG12が4:3での撮影)
PowerShotG12
・F4.5
・1/250秒
・ISO800
EOS M(EF-M18-55㎜ F3.5-5.6 IS STM)
・F5.6
・1/200秒
・ISO800
(画像は両方共クリックで拡大します)
似通ったExifdataでの撮影なので明らかな違いが出ていると思いますが、下の画像の方が“画像描写の細やかさ”、“色ノイズが抑えられた黒の綺麗さ”は、ずば抜けていると思いませんか。
こうなると当然、EOS Mの勝利ですね。
あえてPowerShotG12の、負け惜しみを一つ言うと・・・
ボケ方が緩やかな分、幾らか魚のディテールが残るので、現実感を帯びている感じがしますね。
一方、EOS Mは、構図的に魚が平面に近く、絞りもF5,6とPowerShotG12より絞り2つ分被写界深度が深いはずなのに、尾鰭の質感は皆無に等しい程、ボケてしまっています。
・・・と言うか、ここは綺麗にボケていると言う方が良いかもしれませんね。
まあ、これが撮像素子の大きさの差であり、被写界深度のマジックですね。
しかしながら、やはりピントが合致している場所の素晴らしい描写力は、さすが“EOS M”、同じISO800だとは全く思えません。
撮像素子の小さなPowerShotG12では、到底太刀打ち出来ません。
使用したレイノックス マクロコンバージョンレンズ DCR-150
詳細は画像をクリック

EOS Mに装着!

DCR-150を裏返すとバネが付いており、両サイドから押して調整し、レンズ前ネジに固定するようになっています。
注意点は、撮影可能距離がレンズによって異なり、EF-M18-55㎜ F3.5-5.6 IS STMだと、15~20cm程度になります。
なので撮影は近づける事が前提です。
草花の接写撮影や、小さな動物や昆虫の接写撮影に威力を発揮します。
使い方次第で思いもよらない撮影が出来るかも知れませんね。
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★各種操作&タッチパネル操作
電子ダイヤルは小気味良い反応で、パワーショットのそれよりも反応が良く、操作しやすくなっています。
ISOやF値、シャッタースピードの変更も、タッチパネルで簡単設定出来、数値変更のみなら電子ダイヤルでも簡単に出来ます。
画面下に配列された数値設定ボタン。
左から2番目がシャッタースピードで、右から2番目がISO。
触れるとポップアップ画面が出てきて、タッチ操作が出来ます。
このタッチ操作が非常に簡単で楽チン♪
瞬時に変えたい数値を変えられるこの操作感は、アナログ以上にスピーディーです。
もちろん一度タッチしてポップアップ画面を出した状態なら、右側の円状電子ダイヤルでアナログ的に操作もできます。
画面から情報を消したい時は、電子ダイヤル下のINFOボタンで、消したり呼び出したり出来ます。
ファインダーを覗くことに馴れきった方は別として、携帯・スマホ世代にはこれの方がありがたいかもしれません。
★ハイブリッド CMOS AF
ピント合わせの速い「位相差AF」と、精度の高い「コントラストAF」を組み合わせて精度と速度を両立していると謳っていますが、この辺りの速さはミラーレスの中でも若干鈍いように思います。
しかしそれは、暗い状態での撮影に対しての事で、しかも極々短い時間の中での話しです。
確かに、室内水槽での小さな魚の速い行動には、若干のストレスを感じます。
しかし、それでもAF使えるだけマシで、パワーショットG12だとAFでは撮影できず、置きピン一筋です(^-^;
・ワンショットAFとサーボAFの2モード。
○ワンショットAFは、ピントを合わせるとAFロックされるので、止まっている被写体や、左右の動きの被写体に効果的です。
○サーボAFは、前後に動きのある被写体に効果的で、ペットがこちらに向かってくるシチュエーションや、向かってくる乗り物等に効果的です。
・AFフレームはタッチパネルで素早く変更でき、とっさの場合も使いやすいです。
しかもタッチシャッターにしておけば、シャッターを押す事での手ブレも解消され一石二鳥だったりします♪
ただし、タッチシャッターにはシャッター半押し分のタイムラグが生じるので、押した瞬間にシャッターが切れるのでは無く、押してからピピッ、カシャって感じになりますけど(^-^;
・ピント確認の為の拡大は、10倍まで可能で、下の画像のように画面全体で確認できる点が素晴らしいですね。

液晶画面右下の虫眼鏡マークに触れると拡大されます。
置きピンや静止画で“これは”と言う時に非常に便利です。
★グリップ性能
ミラーレスにしては素晴らしく良く、デザインのワンポイントにもなっている前面の滑り止めが、非常に良く手に馴染みます。
親指側もダイヤルに干渉せず快適です。
このグリップが出っ張っていないのに持ちやすいのは中々高得点だと思います。
★ISO高感度について
ISOは、上の魚の画像でも確認して頂けたと思いますが、ISO800までは問題無く常用使用できると思います。
下の画像は、“EF-M22㎜ F2 STM”レンズを装着して手持ち撮影用し、絞りを絞っていって、暗くなるのを抑えるためにISOを上げた時の変化です。
4枚目の画像は、更にノイズリダクションを最大までかけています。
(画像クリックで拡大)
“オリンパスPEN”の質感が綺麗に出て、後ろの記念写真が開放絞りの影響でボケているので、消えかけた思い出って感じですかね(^-^;
当然ながらこのくらいの高感度では、色ノイズも無く綺麗に描写できていますね。
(画像クリックで拡大)
F8,0になると、ほぼ“オリンパスPEN”全体にピントが合いだし、後ろの写真も手前のスピーカーのロゴもボケながらも結構はっきりしてきます。
そして明るくする為にISO3200まで上げているので、結構色ノイズが目立ち始めました。
L判サイズの出力や、ブログ掲載には問題無いかもしれませんが、A4以上の印刷をしたい場合や拡大して細部まで観賞したい場合には不都合かもしれません。
(画像クリックで拡大)
F22になると被写界深度も非常に深くなり、“オリンパスPEN”全体どころか、前のスピーカーのロゴはほぼはっきり写っていますし、後ろの写真のバイクや木々の質感まではっきりしてきています。
ISO12800の弊害が無ければ、後ろから前まで綺麗に確認できる記録写真になったでしょう。
色ノイズ、輝度(きど)ノイズ共に多量に発生していて、明るく残す写真にはそぐわないレベルですね。
(画像クリックで拡大)
これは試しに、一つ上のISO12800に、最高のノイズリダクションをかけてみた状態です。
ノイズは結構緩和されましたが、ディテールがボケてしまい、眠たい画像になってしまいました。
古い携帯で撮った画像みたいになってしまいました(^-^;
★EF-M 22mm F2 STM パンケーキレンズ
EOS M専用、キャノン渾身の高性能・低価格レンズ。
パンケーキレンズらしく周りをぼかしたい時は、F2,0開放で撮れば、被写体は非常にシャープに描写出来るように設計されています。
周辺光量落ちはありますが、むしろ印象的な画としては、おあつらえ向きかもしれませんね。
ある程度全体にピントが合うシチュエーションの場合は、F2,8まで絞り込むと隅々まで非常にシャープに表現出来るという実験結果が出ています。
被写体を四隅に持ってくる場合や、平面を撮る場合には、開放よりも少しだけ絞った方が良さそうです。
色収差は、四隅である程度出現するので、その辺りも加味して撮影すると、良い写真が撮れるのではないでしょうか。
このレンズは、海外のメディアでも良いレンズであると取り上げられているように、選択肢の少ない現状で、ある程度満足を得られるように、キャノンは惜しみない技術を注ぎ込んだんでしょうね。
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お気に入りshop
本革製のお洒落なストラップやカメラバッグを受注生産。
本革ならではの感触が非常に良いです。
Fashion × Camera

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総論としては・・
ミラーレス第一弾としては、グッドデザイン、グッドパフォーマンスではないでしょうか。
実際極端に言うと、EOS Kissの存在理由が無くなるほどのパフォーマンスを醸し出しています。
いや、今の時点ではまだ、AFの速さでは確実に負けているし、若干連写も遅い。
ましてやバリアングル液晶が搭載されていない。
でも、使う人によっては“たったそれだけの事”ともいえます。
機動性を考えるとそんな事は吹っ飛んでしまうかもしれません。
重さや液晶のバリアングル化、更にはAFの高速化や動画の快適さ等、今後の課題は沢山あるが、ミラーレス業界は成長期!
メーカーによって一長一短あるのも現状。
レンズの選択肢もこれからどんどん増えていくだろうし、どのメーカーも最初はこんな感じだったと思う。
最後に満を持しての登場だけに、世間の風当たりが若干強かったりするが、それもキャノンなら乗り越えられない壁ではない。
現時点で言える事は、大方の予想通りの商品であると言う事と、次が待ち遠しい、良いカメラであると私自身は思います。
★折角のレンズ交換式カメラなので、ここに厳選レンズを“3本”ご紹介しておきます。
装着にはCanon マウントアダプター EF-EOSM
が必要なので、ダブルレンズキット以外で本体を購入された方は、EFレンズを取り付ける際、手に入れて下さい。

(画像クリックでamazon)
○Canon EFレンズ EF-S60mm F2.8マクロ USM デジタル専用 マクロレンズ

等倍撮影時のワーキングディスタンスが90cmあり、少し離れた場所から草花や昆虫を等倍で狙う事に適したレンズ。
しかしながら、35mm換算で96mmの中望遠、更にはF2,8の明るいレンズ特性を利用すれば、最高のポートレートが切り取れる事でしょう。
勿論、画角を広くとらない場合の風景撮影にも適しています。
最短撮影距離は20cm~可能なので、散歩のお供に最適!
解像力は、中央部は開放絞りから非常に良く、周辺のピークはF5,6~F8,0。
色収差・逆光耐性共に評価が高く、APS-C用にフォーマットされたこのマクロレンズは、卓越したコストパフォーマンスであると各方面から高い支持を受けています。
○シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM キヤノン用

35mm換算で12,8~25,6mmの超広角ズームレンズ。
画角114,5°は圧巻ですね。
広大な風景をダイナミックに切り取りたい時や、室内を広く演出したい時等、使い方次第で、とても面白い写真が撮れるでしょう。
解像力は抜群で、絞り開放から素晴らしい描写力を発揮します。
歪曲も超広角レンズの中では優秀で、広角側で1,4%の樽型。
AFは高速で、無限から最短まで1秒未満。
唯一の難点はレンズ前フィルターが取り付けられない事ですが、このレンズの描写力はその欠点を持ってしても余りある性能であると、各方面から高い評価を得ています。
○TAMRON 18-270mmF3.5-6.3 Di2 VC PZD キヤノン用

35mm換算28mm~419mmの超高倍率ズームレンズ。
フィルター径62mm、重さ450gと、超望遠レンズにしては超小ぶり。
荷物を多くもてないときなどは、これ1本だけバッグに入れておけば、お気楽に撮影旅行へ出発できます。
手ブレ補正も、約絞り3段分の効果があり、PZDモーターで駆動するAFは、とても静かで滑らかと定評です。
なので動画撮影には抜群の威力を発揮するそうです。
逆光耐性・色収差も優秀で、解像力はF8~F11で全体がピークに達するとの事。
このレンズも各方面からコストパフォーマンスの優秀さを絶賛されています。
行楽シーズンでは手放せない1本になりそうですね。
その他EFマウントレンズの一覧は→こちらでご覧頂けます♪
+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+デジカメ市場データ:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:
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★2012年国内レンズ交換式カメラ販売台数シェア率
キャノン |
約33% |
ニコン |
約25% |
パナソニック |
約15% |
オリンパス |
約14% |
ソニー |
約10% |
・ミラーレスを除くと、依然シェア率60%を誇るキャノンも、昨今のミラーレスブームで他社に肉薄されてきています。
・パナソニックとオリンパスは、撮像素子やレンズなどの部品提携と対照的なコンセプトデザインがWIN&WINの関係で、しっかり台数を確保しています。
・ソニーは、製品の性能及び技術力はトップクラスでありながら、国内では戦略ミスで中々シェアを伸ばせないでいます。
ソニーは、2010年秋に発売したミラーレスとトランスルーセントミラー上位機の新製品が、2011年の工場被災(東日本大震災・タイの大洪水)により供給が滞ってしまったのが痛手か。
★2011年全世界レンズ交換式カメラ販売台数シェア率
Canon |
35,3% |
Nikon |
29,0% |
Sony |
約11% |
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|
・World Wideに目を向けるとソニーも健闘しています。
・2012年、レンズ交換式カメラの世界販売台数シェア目標を、ソニーは15%、ニコンは36%を立てていましたが・・・
今年の決算は楽しみですね。
因みに・・・
★2011年全世界デジタルカメラ(コンデジ・一眼全て含む)販売台数シェア率
Canon |
20,0% |
Sony |
18,9% |
Nikon |
14,5% |
Samsung |
11,4% |
Kodak |
約8% |
Panasonic |
約8% |
・なんとソニーは2位まで上がってきます。
ソニーは、コンデジのシェア率が非常に高いのが想像できます。
・世界で初めて(1975年12月)デジタルカメラを開発したコダックや、韓国のサムスンも名を連ねています。
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